どうも^^
手島です。
今日のCinderellaは快調のようですね
ユロポン、ポンドドル、ユロドルすべて勝利して1日で+100pipsぐらいはとっている感じです。
今、ユーロが弱くなって下落傾向にあるのでこのままトレンドが続けばいいんですけどね。
どこかで下げ止まって戻されるとキツイですけど…
今日は勝ちそうですけどね。
まあ、統計してどこまで行けるかは見ていこうかなと思っています。
ちなみに、僕はCinderella含めEAに関しては0.01Lotsで回しています。
色々なEAを購入して運用して思ったことは、
「自動売買だけで生活するのはキツイ」
「裁量トレードのほうがよっぽど簡単だ」
ということです。
本日はこーいう話をしてみたいと思います。
もくじ
そもそもFXの自動売買EAはどーいう仕組みなのか?

EAはMT4の中に入れて自動で取引をしてくれるシステムです。
MQ4をコンパイルしたEX4ファイルというものなんですけどね。
これを24時間365日回し続けていくと勝手にお金が入ってくる凄いものに聞こえませんか?
最近の無料オファー系の高額塾のセールスページをみていると、ほんと、こーいう情報弱者を躍らすようなものがおおいですよね。
あとは、楽して稼げるイメージからか、「聖杯」という無敵のEAを探し求める人も多いんです。
もちろん、そんなもんないですし…
僕はもともと自動売買をやっていた人間ですが今は裁量ばかりです。
その理由は自動売買のEAにはいろいろと穴があるからです(苦笑)
1.月利30%を謳うEAもあるけど。
こちらでも書きましたけど、自動売買ってのは仕組みを考えると無理があるんです。
月利〇〇%か知りませんけど、
コンスタントに一定以上の月利を自動売買で出せるならその人は超優秀で裁量をやってもすぐ勝てるようになるはず。
デイトレ&スキャルピングの爆益EAの特徴としては…
1.ポジションを大量にとる
2.損切幅が広い
3.利食い幅が狭い
4.ナンピン
5.マーチン
こーいう類のものが多いです。
例えば、損切りを50pipsとかにして利食いを5pipsにすれば逆行して含み損を抱えた場合でも高確率で建値に戻るか利食いをしてくれるかできます。
そこに、ナンピンマーチンが加わると勝つ時は大きな利益を取ることができますが、負けたときのドローダウンがものすごいことになります。
月単位ですべて最悪トントンで回収できるように設計していますと書いてあるホームページもありますが、どうだろうねw
ちなみに、こーいう爆益EAの特徴としてはすぐに勝負が決まるというケースは少なくどちらかといえば逆行されて長いこと含み損を抱える場合が多いです。
2.EAのロジックとは?
僕も外注を使って自分用のEAを作ってもらったことがあるのでわかりますけれども、インディケーターやローソク足のロジックから作ったりします。
たとえば、移動平均線がデッドクロスと同時に上髭ピンバーを出したらショートを入れるとか、そーいうのを自動化することができるんです。
この辺は裁量のエントリーロジックと同じです。
あとは、過去のデータをもとにしてエントリーロジックを決めているEAもありますよね。
一見するとこれって勝てるように思えるじゃないですか。
でもね、これだけではFXで勝ち続けるのは極めて難しいのです。
何故FXの自動売買EAで勝ち続けることが難しいのか?

1.含み損を抱え続けることのリスク
インディケーターやローソク足のロジックを自動化しました。
エントリーを入れたところってどこまで先を読んだうえでのエントリーなのか?という話なんですよね。
たとえば、明日指標があるのに数分先の予想でエントリーをして、逆行してたくさんの含み損を抱えた状態になりました。
しかし、なかなか建値にも戻らず何時間も持ち続け、結果翌日の指標に巻き込まれてしまった場合どうなるか?
もちろん、指標前にポジションをすべて切るというようなロジックが組まれてあるとしてもこれまで抱えた含み損を損切り確定するわけでしょ。
そこで確定した損失をリカバリーできるのか?
僕も思うんですけど先のことなんてどうなるかわならないのです。
長いことポジションを持てば指標だけではなく、東京市場から欧州市場へ変わったときにトレンドも変わる傾向が高いです。
そこで、逆に行かれてすべて損切りさせられてしまうなんてこともあり得るわけです。
こーいうことからも長いこと大量の含み損を抱え続けるということは恐ろしく危険なやり方だと思うんです。
実際に色々なEAを回していましたけど指標や市場の変わり目で何回も負けていますからね(汗)
つまり、一時的に爆益をとっても勝ち続けるのは難しいのです。
2.ロジックだけでは勝てない
あくまでもインディケーターやローソク足のロジックがハマったからエントリーするだけの話でしょ?
それならばシグナルツールと変わらないわけです。
けれども、シグナルだけだとエントリーの精度はそこまで高くならないのはインディケーターやローソク足のロジックだけでは過不足ということ。
相関逆相関、パワーバランスまでは感知することができないからです。
もう少し深く考えれば、ローソク足、インディケーターの状態から投資家たちが何を考えているか?というのも探ることも大事です。
どこに恐怖を感じているのか?大衆心理はどうだ?さすがにこれはEAでは絶対に無理ですからね…
3.過去よりも未来で勝て
過去のデーターはあくまでも過去のデーターなんですよ。
バックテストが非常に優秀だったとしてもそれはあくまでも過去の話です。
酷い場合はカーブフィッティングといいまして過剰に最適化していることもあり得ますし、正確なバックテストだとしても…
通貨は現在進行形でボラティリティが変動しているので過去は過去。
去年は勝ちまくれたけど今年はダメダメというのはそーいうことで地合いが悪くなれば負けまくるのもEAの特徴の一つです。
なので、ガチで自動売買をやっている人たちってのは常にパラメーターを変えているんですよね。
それって、裁量の知識もあり自動売買の知識もありじゃないとできないので逆に難しいことですよ。
裁量トレードのほうが簡単だといえる理由

1.細かい立ち回りができる
やっぱり、ロボットのようなカクカクな動きをするのではなく、人間らしくフットワークを軽くしていかないとダメなんですよ。
例えば、インジケーターのルールではエントリー可能な場所でも、方向性がよくわからないとか、相関逆相関の動きが微妙、力関係もよくわからない。
となったときに、裁量トレーダーならエントリーは避けます。
こーいう細かい部分はやはり人間の目で見て確認していくことで精度が上がるのでEAよりも簡単に負けを減らすことはできます。
2.自分の器に合ったトレードができる
EAで大量の含み損を抱えてしまうことに対して恐怖を覚えるならやめたほうがいいのです。
それを無理してやるのは体にもよくないですからね。
けれども、自分の器をわかっていれば、〇〇pipsまで耐えて、〇〇pipsを利食目標にするというようなことができます。
ここでさらにリスクリワードが合ているとか、負けてもすぐにリカバリーできるような損切であれば精神的なダメージもそこまで大きくありません。
それに、EAの場合は大損したらリカバリーするまでどれだけかかるか分かったもんじゃありませんが、裁量ならすぐですよ。
あるていど技術を磨かないといけませんが、僕は最近は月で週でマイナスになることはほぼないです。
3.本当に勝てるところしかやらなくなる
FXは孫氏の兵法と似たようなもんです。
「負ける戦いは最初からやらないのです。」
当然これを見極められるまで、そしてポジポジ病を解消するまである程度訓練が必要になるかもしれません。
それができるようになるとほんと楽ですよ。
これがEAだとプログラムの値で動いているので
「こんなところで入らないで!」
というところで入ることがよくありますからね(苦笑)
まあ、裁量は難しいから僕には無理ですよ~っていう人多いんですよ。
けど、そこで難しいから諦めてはいけません。
僕も最初はそのように思っていたんですけどあまりにも自動売買で損失ばかり作ってしまいましたから
「冗談じゃない、これは何とかしないと!」と思ったから裁量をやり始めたのです。
最初の6か月ぐらいは全然勝てませんでしたがコツをつかむと自動売買よりもよっぽど楽になりました。
もし、自動売買が不調で悩んでいるなら裁量を磨くのはおすすめです。
ではでは、手島でした^^
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