どうも^^
手島です。
EAの無料配布と同時に、
プロトレーダーのコピートレードが受けられるサービスというのもあります。
大手のファンドが実施しているのではなく、個人のEAを配っている人たちがプロの人をスカウトしてそのコピートレードを受けることができるから、
IB登録してくれと頼んでくるケース。
僕の場合はVPSにMT4を入れてトレードコピーするシステムでした。
これで苦い経験をした人も多いんじゃないでしょうか? IB報酬ならまだマシ。
マムとかになると他人に金を預けるので自分でロットをいじれなかったり、出金するのもいろいろと面倒くさいパターン。こういうシステムはおすすめしません。
経験上、詐欺かどうかは別として大抵があまりうまくいっていないケースが多いと思います。
うまくいかな過ぎて途中で飛ぶとかwww
裁判沙汰とかになるんで、そんなんなら初めから嘘つくとかしなければいいんですけどね。
僕も手始めに20万円ぐらいを預けたら数日で溶かされてしおまいましたからね(苦笑)
人によっては何百万も吹っ飛ばしたのかもしれません。。。
そして、なんでプロトレーダーのコピートレードはやめておいたほうがいいか。
そんなお話しをしたいと思います。
もくじ
トレーダーはメンタルのコンディションで勝負の9割が決まる

トレードで勝つためには、いかにして自分のメンタルを正常に保つか?ということだと思います。
例えばよく聞くのが、「Lotsをあげたら急激に負けるようになった…」というパターン。
恐らくこれはそのLotsに対して自分のメンタルが追いついていないというのが原因だと思います。
対策としてはターミナルを閉じるとかすればいいと思うんですよね。
僕もメンタル管理のためにあえてお金が変動してるのを見ようとはしません。
こんなことで人間ってメンタルがブレるものなんです。
そしてもう一つ、負けが続いてしまうと動揺してしまう人も多いのではないでしょうか?
僕も負けると、損切りしながらモニターに向かって
「こんにゃろ!やりやがったな!」って独り言をいったりしますw
まあ、人間所詮はこんなもんなんです。
ほんの少しのことで気持ちにブレが生じてしまったりするのです。
しかも、コレ自分のお金のみでですからね。
他人の資金を預かる行為はただの重荷でしかない。

今の説明からもわかる通り、ただでさえメンタルは変動します。
レートと同じく上下するのがメンタルです。
これは、自分のお金を増やすというだけでも十分メンタルを崩壊させる可能性というのはなくもないです。
そこに、他人の口座を預かるとなるとほんと重荷でしかないのです。
僕が過去にコピートレードをさせていただいた方は、本当にプロなのかどうかはわかりません。
ただ、GBPJPYでポジションとりまくって一切損切をせずに口座を潰されたことに対しては…何も言えませんけどね。
とりあえず、試しに20万円しか預けなくてよかったですよかったですよ。
で、彼か彼女か知りませんが、正常な状態でそのトレードならプロではないよなと思います。
しかし、いろいろな人の口座を預かって負けそうになりプレッシャーでそんなことをしたのならわからなくもない。
いくら実力のあるトレーダーでもメンタルが崩壊したら何をしだすかわかりません。
普段ならば、そこで一度辞めて頭を冷やすとかするのでしょうけど、人が見ているわけなので見栄を張ってしまうということもあるかもしれません。
つまりは、コピートレードはプロだろうがアマだろうが負ける可能性が非常に高いのです。
1.他人のお金を預かっているというプレッシャー
2.他人に見られているからダサいトレードができない
これは、トレーダーにとって最悪な状態に追い詰めらえれているのと全く同じですからね。
もうトレードはしてはいけない状態といっても過言ではないでしょう。
これに打ち勝てるってのは相当強靭なメンタルがないと無理です…
投資家の最大のメリットはマイペースにトレードを行い、自分の器に合わせたことができるということ。
けれども、他人のお金を預かるとなるとマイペースではなくなるのでその時点でもう不利な戦いをしているわけです。
ちなみに、ヘッジファンドはお客さんのお金を預かって運用してくれるというのはありますが、この場合優秀な会社でも年利10%程度なのです。
なぜかといえば、お客さんのお金だから無理なトレードができないから。
そんなもんです。
他人のお金をハイレバで増やそうとすると確実に失敗するし、固くやろうとするとほとんど増えない。
超人的な腕前をもつ投資家でも人のお金を預からないというお話し

FXや株式投資をやっている方なら誰でも知っているだろうという
BNF氏
本名、小手川隆さん
2000年4月、当時大学生のときにアルバイトでためた164万円のお金を元手に株式投資をスタートし
現在2000億円の資産を構築しています。
2005年のジェイコム事件で16分で20億円稼いだ
のは本人も運が良かったと仰いますが…
そもそも、それは一瞬の出来事なので常に張り付いて値動きを観察していないとわかることではないし、
おそらく、素人にはできないプロの技です。
それに、2004年には既に11億円稼いでいたんです。
なので、日本では投資の神様的な存在です。
そんな、BNFさんが孫正義さんと対談することになってその時に孫さんに「俺の金運用してくれ」って頼まれたらしいのです。
しかし、BNFさんは低調にお断りしています。
この一連からも学べますが、どんなにすごい投資家でも他人のお金を預かって運用したいなんて思わないのです。
何故なら、余計な重荷を背負うことになりますからね。
つまりは、デメリットしかなくメリットが一切ないんですよね(苦笑)
本当のプロならトレードコピーで稼ごうとは思わない。

トレードコピーで得られるお金なんて本当に微々たるものです。
IB報酬といっても、コピーを依頼しているクライアントがロットを下げていればそんなにもうかりませんからね。
であれば、自分で稼いだほうが遥かに楽だと思います。
例えば、他人のお金を預かるぐらいなら普段のロットを倍にするとかしたほうがまだ気が楽なんじゃないかなーって思います。
ですので、本当のプロなら報酬をもらうよりもトレードで稼いだほうが早いんです。
そして、他人の面倒を見てまでやることでもないのです。
つまりは、「レードコピーしますよ~」とか営業してくるような人は99%がロクな奴じゃないと思ったほうがいい。
他人任せの投資ではダメ!自分の投資スキルを養うべき。

昔の僕もそーでしたけど、他人に資金を預けて溶かされて納得できないなら自分でやったほうが良いわけです。
現在は完全に裁量ばかりやっているから特にそのように思うんですが、
「自分の知らないところで勝手にエントリーされるのは嫌だ」
「損切ラインも自分のメンタルやトレードスキルに合わせたい」
「リカバリーできない損切なんてしたくない」
というように気持ちもずいぶんと変わりました。
けれども、自動売買のEAやトレードコピーに依存する人の心理というのはやっぱりどこかに特別なEAだったりトレーダーが存在するのではないか?と思うんでしょうね。
自動売買も地合いが悪くなれば使い物にならなくなるし、常にパラメーターを調整していかないと厳しいわけです。
プロのトレーダーでも今の話からもプレッシャーにより大負けする人は絶対にいるんです。
人間はそんなに強くはないので(汗)
そのくせ、負けると「詐欺だ!」とかいう人いますけど…
それなら、他人任せにするのではなく、
自分のメンタルや器に合わせたトレードルールを構築していくことが何よりも儲かる近道だと思います。
手法なんてもんは簡単なのであとは場数を踏んで自分がどうやってそれを使いこなしていくか?
これだけだと思います。
そこに気が付けない人はずーっと食われ続けるだけです。
ではでは、手島でした^^
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